トイガンとはなんぞやねん

こんにちは!トイガン事業部のNNです。

さてトイガン事業部から第2回目の記事ですが、などとトイガントイガン言ってるがトイガンてなんやトイガン??という方のためにベーシックなところからべたーっと解説してみたいと思います。

まずはトイガンとはおもちゃの銃、というのは前回ちょっと言いましたが、普通は「エアガン」と総称しています。英語では「エアソフトガン(Airsoft Gun)」と呼びますのでこの場合のエアガンは日本での呼び名です。ちなみに英語で言う「エアガン(Airgun)」は日本では狩猟や射撃に使う、免許の要る「空気銃」のことになります。

自分で書いててちょっとこんがらかってきましたが、そのエアガン(≒トイガン)もいくつか分類できます。まずその一つが「ガスガン」です。ガスガンは不燃性のガスを使ってBB弾というプラスチックの玉を発射します。サイズは直径6mmのものが主流です。

これがBB弾です。ボールペンの先と比較してみました。

発射に使う「不燃性のガス」とはあの悪名高きフロンガスです。まあガスガンに使う量は知れたものではありますが、最近では代替フロンへの切り替えも進んでいます。

そのガスガンを撃つとどうなるのか?というわけで弊社スタッフが撮った発射動画をごらん下さい。

最近のモデルは実銃のように撃った瞬間「スライド」が後ろに下がる「ブローバック」を再現したものが主流になっています。撃った感触も、さすがに実銃とは違いますがちゃんと反動を味わえるようになっています。

ガスガン|エアガン.jp

次は「エアガン」です。ちょっと待って、エアガンて日本ではトイガンのことじゃないの?と自分で書いてても思いますが、ここで言うエアガンとはガスを使わずスプリングと空気圧だけでBB弾を発射する「エアコッキングガン」のことです。

つまり「エアガン」とは同じ字面
(1) 日本の遊戯銃全般のこと。トイガンとも言う。
(2) 海外では実銃の空気銃のこと。
(3) 日本のトイガンの中でスプリングと空気だけでBB弾を撃つもの。

の3通りがあるのでございます。ああややこしい。混乱しないの?と思われるかもしれませんが、意外に「文脈」が違うので「そのみちのひと」の間では意味の取り違えはあまり起こっていないようです。

それでは弊社スタッフではないですがこの業界では有名なマック堺さんの動画をごらん下さい。

発射の様子は4分すぎからになります。動画でマックさんが詳しく説明してくれてますが、1回ずつ空気圧を溜めないといけないのでガスガンのような「連射」はできません。ただし動力がバネと空気だけなので「ガス代」がかかりません。(ガスガンは専用のガスボンベが必要になります)

拳銃タイプのエアガンは安価な入門用が多いですが、中には高価なライフルタイプのモデルも存在します。

エアガン|エアガン.jp

さて次は「電動ガン」です。これはわかりやすいですね。でんきでうごくんでょ?そのとおりです!
電動ガンはなんといってもバッテリーが持つ限りガンガン撃ちまくれますので、連射できるアサルトライフルのトイガンでは主流です。

電動ガン|エアガン.jp

電動ガンの活躍の舞台はなんと言ってもサバゲー(サバイバルゲーム)です。実はガスガンは気温が下がるとガス圧が低下してうまく撃てなくなってしまうのですが、電動ガンはそんなことありません。各社から出ているモデルは実際の軍隊で使われる銃を模したものが多いのですが、最近ではサバゲーに特化したオリジナルデザインのモデルも人気を博しています。

さて最後は「モデルガン」です。やっと聞きなじみのある言葉が出てまいりました。モデルガンは本物の銃の形と構造を模したものです。これは何に使うものなの?というと、ずばり観賞用です。あとはカチャカチャといじって楽しむという用途(?)があります。

モデルガン|エアガン.jp

モデルガンはトイガンの中でも最も趣味性が高いジャンルでございまして、値段も高級なものは実銃の値段を超えます。また廃盤になった古い商品にプレミアが付くことも多く、中古品を扱う弊社にとっては価格の相場や法改正(!)等々いろいろと気を配る必要のある商品でもあります。

さて今回はトイガン事業部の「トイガン」とはなんぞ?ということでさらっと説明してみました。この世界、説明しだすとどこまでも記事が伸びていきます。詳しいお話はまたの機会にいたしましょう。

エアガン.jp https://www.airgun.jp
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