トイガンメーカーのご紹介

こんにちは!トイガン事業部のNNです。

トイガン事業部から第3回目の記事ですが、今回は我々の飯の種、おっと、日頃お客様にお買い上げ頂いている☆商品☆は一体どんなメーカーが作っているのかをご紹介したいと思います。

東京マルイ
まず最初に国内最大手の東京マルイです。最大手だけあってラインナップの多さが段違いで、当店倉庫でも1社で最も広い面積を占めるメーカーです。昔はモデルガンも作っていた時代もありますが、現在ではガスガン・エアガン・電動ガンとBB弾を撃つトイガンのメーカーです。その特徴はなんと言っても品質。信頼性においては他社の追随を許しません。また世界で初めて電動ガンを実用化したメーカーでもあります。そして高級ラインナップも持っていますが、ベーシックなモデルは比較的お値段がリーズナブルなのも魅力です。これからトイガンを始める初心者ならまず東京マルイ製品を買って間違いはないでしょう。

東京マルイ公式サイト→https://www.tokyo-marui.co.jp/
エアガン.JP/東京マルイ

KSC
ガスガンとモデルガンを中心に製造するメーカー。その特徴はとにかく「マニアック」に尽きるでしょう。王道モデルを主軸に据えていると思いきや、知る人も少ないような派生モデルを製品化したりします。そして一見して分からないような細かなディテールを忠実に再現したり自社ロゴはできるだけ内側に隠したりと「再現」に対する執念が感じられます。そんな外観に対するこだわりを持ちながら射撃性能が高いのもこのメーカーの特徴。それでいてウェブサイトが充実していたり解説書に詳しい読み物を載せていたりと、売る側にも買う側にも親切だったりします。一見すると地味な印象ですが質実剛健なのがKSCです。

KSC公式サイト→https://ksc-guns.co.jp/
エアガン.JP/KSC

タナカワークス
モデルガンとガスガン、エアガンのメーカーであるタナカは「リボルバーのタナカ」と言われるくらい回転式(リボルバー)拳銃のモデルが充実しています。そのリボルバーのガスガンには「ペガサスシステム」という独特の機構が搭載されています。これはシリンダーの中にガスとBB弾を収納し、遊びやすさとリアルな作動を両立するすぐれもの。さらにモデルガンのメーカーだけあって外見のリアリティにも妥協がありません。リボルバーの他は木製ストックのライフル銃や自衛隊・警察のハンドガンを揃えるなど、とにかくこだわりが光るメーカーです。

タナカワークス公式サイト→https://www.tanaka-works.com/
エアガン.JP/タナカ

ウエスタンアームズ
なにやらバタくさい名前で海外メーカーのようですが、れっきとした日本のメーカー。基本的にガスガンのメーカーで、そのラインナップには大きな特徴があります。それはちょっとマニアックな話になりますが、コルトM1911「ガバメント」とその派生モデルを網羅的にモデルアップしていること。そして独自の「マグナブローバック」という独自のシステムを持っており、動作のリアリティと確実性に定評があります。高性能と見事な外見の仕上げを両立するウエスタンアームズは、誰が呼んだか「ガスガン界のベンツ」。マニア憧れの視線を集めるプレミアム・メーカーなのです。

ウエスタンアームズ公式サイト→https://www.wa-gunnet.co.jp/
エアガン.JP/WA

マルシン
なぜが日本のトイガンメーカーには「マル」が付く会社がいくつかあるのですが、その2つ目のマル、マルシンです。ガスガンとモデルガンのメーカーですが、このメーカーはほぼすべてが「受注生産」であるのが大きな特徴です。まず新製品を出す前に予約を募ってその予約分とプラスアルファだけ生産するという仕組みで、これによってこれまであまりトイガン化されてこなかったレアなモデルを、それも豊富なバリエーションで発売できるのです。もしマルシンがなかったら日本のトイガン界はかなり寂しくなったに違いありません。近年では新しく人気を博している「CO2ガスガン」をラインナップに加えるなど、クラシカルかつチャレンジングなメーカーです。

マルシン工業公式サイト→http://marushin-kk.co.jp/
エアガン.JP/マルシン

マルゼン
日本のトイガンメーカー3つ目のマルがマルゼンです。マルゼンのラインナップは特徴的というより「特殊」。ドイツのワルサー社と提携を結んでいるため、ワルサーのモデルに関しては実銃の設計図を基に製造しています。ワルサーのリアルなモデルが欲しいならマルゼンです。そして競技用の精密射撃エアガンを製造しているため、通常のライフルモデルの命中精度にも定評があります。その他にはサブマシンガンやショットガンのモデルがありますが、いずれも「マルゼン」と聞くと一定のモデルが思い浮かぶ、そんな、個性が服着てトイガン作ってるようなメーカーです。

マルゼン公式サイト→https://maruzen-aps.com/
エアガン.JP/マルゼン

海外メーカー
今回はさらっと触れるだけにとどめますが、実はトイガンメーカーは海外にもたくさんあります。トイガン文化は日本が発祥なので東アジア圏が中心ですが、その中でも台湾には早くから数多くのメーカーが設立されました。近年では製品クオリティの向上がめざましく、特に木製・金属製パーツをふんだんに使った高級モデルは日本でも大人気になっています。台湾の他には香港と中国に大きなメーカーがあり、これまた目新しいモデルをどんどん繰り出すなど海外勢にはとにかく元気の良さがあります。そしてアジアだけでなく実はドイツやアメリカといった銃器の本場にもトイガンメーカーがあります。最近は実銃メーカー自らトイガン製造に乗り出す例も出てきました。

エアガン.JP/電動ガン/海外製品
エアガン.JP/WE
エアガン.JP/VFC
エアガン.JP/S&T

当店は中古商品の買取/販売が中心ですので、ここに上げたメーカー以外に「MGC」「コクサイ」「ハドソン」といったすでに生産を止めてしまったメーカーの商品も取り扱っています。また国内に限っても独自の技術でこだわりの製品を生み出す「HWS」「タニオコバ」「K.T.W.」、リーズナブルで親しみやすさに徹した「クラウンモデル」、はたまた最高級モデルガンを送り出す「エラン」「Hobby Fix」といったメーカーもあり、売り手としては毎日取り扱っていても商品知識が足りるということがありません。

それにしてもトイガンというのは買い手だけでなく作り手も「本当に好きで作っている」という情熱が感じられます。トイガンの販売というのはそんな「好き」と「好き」をつなぐ仕事でもあるのです。

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